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《帯状疱疹》 外来アンケートより (4)

【治療内容】帯状疱疹

【性別】女性 【年齢】90代

坐骨神経痛で弱っていた頃、帯状疱疹になり、二年ほど通院し信頼していた主治医から、高齢者の帯状疱疹後神経痛は治らない、副作用が恐くて治療をお断りしたら、突き放すような宣告。とりつく島もなく、それからは 一日に何十回と繰り返す痛みを受け入れ生きていこうとがんばって来ましたが、気力、体力も限界、とりあえず駆け込んだ病院で、痛み専門の千里ペインクリニックを紹介され、家から車で40分ほど、はじめて院長 松永先生にお目にかかり、ゆっくり患者の気持ちになって話を聞いて下さるキビしくさわやかで温かいお心遣い、こんな先生もいらっしゃるのか? 私の今までの「医薬不信」、目からウロコでした。

その時 暑い中遠方からの通院、長い待ち時間からの疲労などを考えて入院を勧めて下さり、熱中症の心配もなく、涼しい自分の部屋でゆっくり休養、洗濯機を回しながら、ヘルパーさんの介助で入浴、呼ばれたら階下へ、少し待って先生の診察、日によって、背中、腰に慎重な注射、点滴、リハビリ、無い日は すぐに涼しい自分の部屋へ。

少し体調もよく、痛みの間隔が長くなってきた頃から、治療が終わると受付の横へ。そこには頑丈な柵。中は細長い二畳ほどの白い部屋。クーラーもあり、マットレスの上にキレイなバスタオル。そこにラブラドール。三匹のワンちゃんが、お昼まで遊んでいるのです。

はじめは柵の外から覗いたり、頭を撫でたり・・・物足りなくなって お願いして、柵の中へ。ペタンと座ると早速寄ってきて、顔を舐め、長い手で抱きつき、背中からオンブの様にかぶさって耳元でクシュクシュ、膝に乗ってべったりくっつき、クークーと話しかけたり、かわるがわるの大歓迎。遊び疲れるとみんな、コロリとお腹を見せてスヤスヤ。

私、友達と認めてもらえた様です。ウレシイ。

太郎ちゃん、次郎ちゃん、サクラちゃん、体は大きいけどまだ 4歳とか。毛並みもサラサラやわらか。それぞれ個性はあるけど、よく躾けられていて、みんな オットリして、やさしい目の甘えん坊さん。抱きついても じーっと支えてくれ、大きな体のぬくもり、ホワーっと癒されます。お昼まで、との時間も忘れ、お腹・腰の痛いのもすっかり忘れておりました。

私の永い人生、いつもバタバタと落ち着かない毎日、あんなに何もかも忘れて のんびり遊べたのははじめてです。あれがホントのアニマルセラピーとやら云うのではないのかナァ。この頃になってつくづく思います。

あれからはや1年、日に日に弱って来て、まだ時々痛む日もあり、物忘れもひどくなりましたが、あの頃のことは折にふれ想い出し、忘れません。

ここまで元気にしてくださった先生、何彼とやさしくお世話になった職員の皆様、

忘れません。ありがとうございました。

太郎ちゃん、次郎ちゃん、サクラちゃん、バアちゃんの事、覚えていてネ。

又逢いに行くから、遊んでネ と、よろしくお伝えくださいませ。

想い出すままに。