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老々介護による介護破綻


年を取ると、背骨も変形し、圧迫骨折も多発します。痛みが強くなると、ベッドから起き上がり、トイレに行くのも大変つらくなります。ペインクリニック外来に来られる患者様には、そうした方が多数おられます。しかし、一緒に住んでおられる方は、同じようにご高齢で、介護ができるような状態ではありません。どちらも介護が必要なのです。息子さん、娘さんは同居しておらず、介護してもらえる家族はおらず、痛みを抱えながら苦しんでおられます。

そんな時、アマニカスに入居されると、ブロック治療により痛みは軽減しますし、食事や排せつの心配をすることもなく、安静にすることができます。しかし、一人残された夫あるいは奥様は、お一人で生活するのも大変です。一緒にご入居されると助かりますが、費用もかかりますし、一人用のお部屋なので、少々無理もあります。

今の日本を見ていると、なにか間違った方向に向かっているような気がします。核家族化に向かうのではなく、3世代が一緒に暮らすような昔の日本の形がいいと思います。孫の世話はおじいちゃん、おばあちゃんがし、おじいちゃん、おばあちゃんが困った時は、若い人たちが助けるような家族です。もう無理でしょうか?20201203

松永 美佳子