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コロナ禍でのペインクリニック


コロナでこのように世の中が一変するとは誰も予測していなかったと思いますが、すでに1年が経過しようとしています。医療崩壊という言葉がテレビで何度も繰り返され、いったい私たちの行く末はどうなっていくのでしょうか。

ペインクリニック外来は直接、コロナ患者様を扱うわけではありませんが、受診を控えるために外来患者様は、一時期、減少しました。しかし、数か月治療をしないと、腰や肩の痛みが悪化したと言われ、再来される方が多数おられました。どの病気も同じですが、コロナのために病院の受診を控え、病状が悪化すると言うことが起こるのだと思います。外来待合室や処置室は、寒い中でも、定期的に窓をあけて換気をし、そばでストーブを焚いています。私たち医療スタッフは、ガウンや帽子、マスクで身を固め、ベッドは患者様が代わるごとに消毒して対応しています。

世の中の多くの会社が倒産し、社会保険の存在も危なくなっていると報道されていました。そんなことが本当に起こるのでしょうか?日本の保険制度が崩れる日が来るのでしょうか?混合診療をするしかない時代が近いのかもしれません。年金が減らされ、社会保障が無くなっていく中で、医療も自費でかからないといけなくなる時代になって、医療自体も経営が持続可能なのでしょうか?わからないことばかりです。

しかし、世の中がどんな状態になっても、痛みだけはなんとかしたいですね。痛みを軽減し、苦痛のない生活が送れるなら、そんなに長生きしなくてもいいのではないでしょうか。そして、人生の最期も苦痛のない最期を迎えたいものです。これからの時代は、益々痛みを取る診療は大事になっていくのだと思います。

松永 美佳子

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