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がんの緩和ケアは症状がない時から必要


がんの緩和ケアと言うと、末期の方がうけるケアと思われる方が非常に多いと思いますが、緩和ケアはがんと診断を受けたときから必要になるものです。病院での治療は、主に手術や抗がん剤、放射線療法などの「積極的治療」と呼ばれる治療が中心になりますが、がんの様々な症状や精神的サポート、治療方針への迷いなどへの対応には興味がありません。それらは、患者さん自身が自分で解決せざるを得ないのです。でもそれっておかしくないですか?

緩和ケアは、すべてに対応します。身体の症状がなくても、心はとてもつらいですよね。いつ症状が出てくるのか?この先、どうなるのか?治療方法はこれでいいのか?治らないんじゃないか?仕事は続けられるのか?だれに相談したらいいのか?
そんな時、緩和ケアに携わる医師や看護師がそばにいてくれたら、どんなに心強いでしょう。一緒に考えてくれる専門スタッフがいてくれたら、苦しい戦いも乗り越えられるかもしれない。

抗がん剤が終わると、病院は緩和ケアをしてくれるところを探してくださいと言います。でも、そんなところはあまりありません。情報もあまりありません。自分で探さないといけません。

これからどうなるのか?緩和ケアって言われてもどうしたらいいんだ?変な医師だったらどうしよう?急に苦しくなったらどうしよう?死ぬときはどうなるんだ?
悩みは尽きません。でも、ずっと前から一緒に戦ってきた緩和ケアスタッフがそばに居れば・・・。何も怖いものはありません。

皆さん、緩和ケアに抵抗を持たず、積極的に利用しましょう。利用しなければとても損です。今通っている病院は最期まで面倒を見てくれるところではありません。

早くから緩和ケアを求めましょう!IMG_7431

松永 美佳子