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「うんとこまかせのどっこいしょ」


訪問診療で、サービス付き高齢者介護住宅(サ高住)に住んでおられる食道がんの方がいらっしゃいます。

週4回の訪問のうち、1回は医師の往診、3回は訪問看護です。
3回の訪問看護で、入浴のお手伝いをしたり、歩行器で廊下を3往復の歩行に付き添ったり、一緒に歌を歌ったり、排便のお手伝いをしたりしています。
その方は、何かの動作をするとき、必ず、「うんとこまかせのどっこいしょ」と掛け声をかけられます。

大阪では、「うんとこどっこいしょ」「よいこらどっこいしょ」「どっこいせのせ」「いちにのサンガリア」はよく聞きますが、「うんとこまかせのどっこいしょ」は初めて聞く掛け声で、それを聞いているうちに、私もその掛け声が移ってきて、とうとう口癖になってしまいました。今では、「うんとこまかせのどっこいしょ」の師匠であるその方の、元祖の掛け声を聞くのが、楽しみです。

掛け声は、身体にとっても、「さぁ、今から動くぞ!」と指令を出し、力を集中させるのに有効だと聞いたことがあります。動作をし始めるとき、私たちは知らず知らずに息を止めているので、その前に掛け声をかけると動作に勢いがつくことも理屈に合います。

朝、起きたとき。pose_ganbarou_woman
椅子から立ち上がるとき。
車から降りるとき。
一日幾度となく、掛け声をかけています。

みなさんは、何かをし始めるとき、どんな掛け声をかけていますか?