癒しの環境

熱帯魚とセラピードッグ、ロボットのももちゃんが迎えてくれます

痛みが続くと、心身ともに疲れますね。精神的なストレスが大きくなります。また、治療前は、緊張が強くなります。

痛みで緊張した身体と心を少しでも癒すために、当院の待合室には、熱帯魚とセラピードッグ(さくら、太郎、次郎)、ロボットのパロ(ももちゃん)がいます。

痛みが続いていることによるストレス、自分の名前が呼ばれるまでの間の緊張感、注射を待っている時の緊張感など、様々な心のマイナス因子は痛みに悪影響を与えます。

  • 水の音や自由に動き回るきれいな魚を見ていると、不思議と心が落ち着くものです。
    また、無邪気な犬が見つめてくれることで、少し笑顔が出るかもしれません。動物や自然には、人間では得られない神秘的な癒しの力があります。
  • ロボットのパロ(ももちゃん)は、セラピーを目的に研究開発されたロボットで、実際の動物に触れない方に適しています。
    2002年2月、「世界で最もセラピー効果があるロボット」としてギネス世界記録に認定されました。

動物と接する事で身体が「リラックス状態」に

動物と接する人の脳内では「ドーパミン」という脳内伝達物質の分泌が増えると言われています。このドーパミンは「楽しい」という感情の源です。

また、動物と接しているときの人間の体内では「副交感神経」が優位になっていると言われています。「副交感神経」は「交感神経」と対になって「自律神経」とも呼ばれますが、「副交感神経」が優位になると、末梢血管の拡張、血圧の低下、心拍数の抑制などいわゆる「リラックス」した状態を作り出す働きがあります。

動物の持つ生理的効果の実証実験としては、エリカ・フリードマンとメリッサ・グッドマンらが行った「人が他人と話している時と、ペットに触りながら話しかけるときの血圧を比較する」というものが有名です。

人が他人と話している時とペットに触りながら話しかけるときの血圧を比較した図

心と身体は一つです。心を癒すことは、痛みを癒すことにも繋がります。

身体に痛みがある状態が続くと心身共にストレスがかかり、緊張した状態になります。
心と身体をリラックスさせることで、血流が良くなり神経の傷が治りやすくなるため
副交感神経が優位になることはとても大事なことです。

動物や落ち着いた環境で、副交感神経が優位になると血流が良くなり、神経の傷が治りやすくなります。
 神経ブロックと同じ効果があるのです。

交感神経 活動している時 緊張している時 ストレスがある時 副交感神経 休憩している時 眠っている時 リラックスしている時 自律神経

ペインクリニック外来の特徴