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大人の靴

家には、「19881123日 ブロンコのママより」と書いているREGALの靴箱がある。一生の宝物といっても過言ではないくらい、大切に履いていた。

初めて買ってもらった、「大人の靴」。

当時大学生だった私が、授業が始まる7時~9時までの時間、バイトしていた喫茶店のママからの卒業祝い。2回も留年した私が、11月に卒業が決まっているわけでもないのに、早々に頂いたお祝い。来春は、絶対に卒業しないとダメよ!と尻を叩かれていたように思った。

大切な時にしか履かない靴だったが、さすがに30年も経つと、中敷きが傷んできて修理に出した。見積もりとともに届いた返事は、中敷きだけの問題ではなく、中の芯が折れていて修理不可能とのこと。もし治すのであれば、数万円かかるという。「新品をご購入頂いた方がいいかと思いますが、破棄しますか?」と店の人に言われたが、引き取りに行きます!と即答した。名残惜しい、思い出の靴に、ありがとうと言った。

さて、新しい大人の靴を、いつ買いに行こうかしら?

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ハートのオリーブ